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マーケティングLab

2019.08.01

ついに本格リリース!新サービス「ショピモ店頭アンケート」を、調査分析部・吉田が徹底解説

私たちマーケティング・グラビティの主力サービス、タブレット付きお買い物カート「ショピモ」は2016年に産声を上げてから、おかげさまで現在では全国43店舗で導入いただくまでに成長。今も約1000台もの「ショピモ」が毎日、お客様のお買い物に利用されています(累計利用者数は25万人を突破!)。
こうした広がりの中で、この7月より満を持して本格リリースしたのが、「ショピモ店頭アンケート」です。
ショピモを活用したアンケートってどんなもの? 従来のアンケートサービスと、どう違うの?
そんな気になる中身を、アンケート開発スタッフの一人でもある当社の調査分析部・吉田が一問一答で徹底解説! ぜひじっくりご覧ください。

吉田哲司(よしだ・てつじ)/株式会社マーケティング・グラビティ調査分析部 部長補佐
外資系マーケティングリサーチ会社でのパネル調査から、消費財小売企業でのマーケティング実務を経て、2018年にマーケティング・グラビティに入社。現在、POSデータ分析や新たなパネル調査開発に取り組む。

お買い物客約25万人へダイレクト&スピーディにアンケート。コスパも抜群の「ショピモ店頭アンケート」とは?

Q 今回リリースされた「ショピモ店頭アンケート」とはどういうものですか?

吉田 「ショピモ」にログインして店頭でお買い物中のお客様に対して、タブレット画面上でアンケートを表示できる機能です。画面を指でポチポチ押しながら、簡単な操作で直観的にお答えいただけますし、レジ待ち時間などを活用して、回答者にはショピモポイントもプレゼントしたりすることで、回答率も非常に高くなっています。

「ショピモ」を活用したアンケートのイメージ
アンケート画面サンプル

Q 従来の店頭アンケートとは、どこが違うのでしょうか?

吉田 「ショピモ」のアンケート対象者は、今まさに店内で買い物中のお客様。商品やサービスに触れた記憶が鮮明なうちに、フレッシュな回答を得られるのが大きな特長です。また、従来のネット調査などで使われてきた「調査専用パネル」ではなく、全国43店舗に配置された約1,000台の「ショピモ」を利用される、あらゆる年代・職業・生活環境のお買い物客から直接回答を得ることができます。

さらにスピード感と低コストも大きな特長で、これまでの試験期間に導入店舗の一部(32店舗)で実施したアンケートでは、3日間で3,000サンプル以上を回収。これほどの数のフレッシュな回答を、短期間・低コストで収集できる調査手段は今までなかったはずです。

最近の小売店舗ではさまざまなデジタルサイネージやタブレット端末が設置されてきていますが、私たちの知る限り、アンケート機能を搭載したものはまだ他にはありません。お買い物中のお客様へ、ダイレクトに働きかけて回答を得られるという点では、まさにオンリーワンのサービス。すでに小売・メーカーなど流通関連企業からも、数多くのお問い合わせや引き合いをいただいています。

Q 自社商品の購入者だけに絞った分析も可能でしょうか?

吉田 はい、私たちは「ショピモ」導入先の小売店舗様とID-POSデータ、すなわち最も高精度な購入履歴の「エビデンス」を連携していますので、自社や競合の商品・ブランド、カテゴリーなどの購入履歴のある方に絞って、調査対象者の過去の購入履歴やバスケットなどと組み合わせた分析も可能です。
しかも「ショピモ店頭アンケート」の回答者は、主体的な購入動機に基づいて“自腹”購入したお客様。商品サンプルを配る無料お試しモニターではありませんので、より精度が高く、自然な実購買者に迫れるのは、他にない強みと自負しています。

Q 「ショピモ」利用者だけで、十分な回答サンプル数を得られますか?

吉田 ショピモは43店舗(2019年7月現在)に導入済で、2018年11月の本格展開以降でも累計ユーザー数はすでに25万人を超えています。先ほど、3日間で3,000サンプルを回収した事例もご紹介しましたが、調査対象者の母数は十分にありますので、必要な回答数も問題なく集められるかと思います。

Q お買い物客へのアンケートなら、店頭で調査員が聞き取り調査したほうがより効果的なのでは?

吉田 もちろん店頭に調査員が立ち、お客様のお買い物かごを観察したり、商品棚の前でお客様を待ったりしながらアンケートをする方法もあります。実際に大手の市場調査会社ではこうした調査も多く実施していますが、その一方、店内で対象商品を買ったお客様を探し当てて、一人ひとりにアンケートするとなると、時間・手間・コストが膨大になってしまうのが難点です。
たとえばある市場調査会社では、1店舗で300サンプルを収集するのに要したのは、調査員2人がかりで約3日間。その結果を調査レポートで納品するとしたら、コストも80~90万円くらいになってしまいます。
そのため、どうしても予算との兼ね合いで、調査店舗数やサンプル数を限った小規模な調査にならざるを得ない場合も多いようですが、「ショピモ店頭アンケート」ならその数分の一のコストで、はるかに多いサンプルをスピーディに集めることができます。

Q 一般的なネットリサーチとの違いについて教えてください。

吉田 インターネットやアプリを通じたアンケート調査は、大量のサンプルを短期間・低コストで回収できるので、最近は利用されている企業も多いようです。ただ、こうしたネットリサーチの調査対象者は原則として、「調査専用パネル」(登録制のモニター)から属性(年齢・性別・居住地域など)を指定して抽出するケースが多いため、たとえば若年層が少ない、情報リテラシーの高い人が多いなど、属性や趣味嗜好などに一定の偏りが出てしまう可能性があります。
また、調査したい商品やブランド、カテゴリーの購入者かどうかはあくまで回答者本人の申告制ですので、残念ながら確実とは言えないでしょう。

さらに最近では、アンケートの設計や設問の内容などをすべてセルフサービスにすることでコストダウンを図るネットリサーチもありますが、アンケートというのは調査目的に合った内容や設問、流れをしっかり設計しないと、回答の品質が大幅にダウンしてしまうもの。発注する側の企業で市場調査の知識・経験が少ないと、結局、不十分なアンケート結果になってしまう懸念もあります。

市場調査のエキスパートが丁寧にコンサルティング。知りたいことに合わせて、アンケート設計から最適な分析・効果検証手法をアドバイス

Q 「ショピモ店頭アンケート」では、アンケート設計や設問内容も含めてお願いできるのですか?

吉田 はい、「ショピモ店頭アンケート」では、私を含め市場調査歴20年以上のベテランアナリストがコンサルティングしながら、質の高い調査結果が得られるよう丁寧にサポートさせていただきます。
アンケート調査の質を高めるには、適切なサンプル数の確保はもちろんのこと、アンケート内容の設計が肝になってきますが、私たちの方で「設問の内容や複数回答の選択肢はMECE(もれなく・ダブりなく)になっているか」「質問の意図が正確に伝わっているか」「本音を引き出せる文言か」など、生活者理解や消費行動の変化、過去の市場調査事例などを踏まえて提案・コンサルティングさせていただきます。

Q 画像を使ったアンケートは可能ですか?

吉田 はい、静止画や動画をアンケートの設問や回答に挿入することが可能です。たとえばパッケージや広告宣伝ツール、売り場のビジュアルマーチャンダイジング事例などの写真を使って、認知度や好感度調査などにご活用いただけます。

Q 「ショピモ店頭アンケート」はどんな調査に向いているのでしょうか?

吉田 単回答・複数回答の設問を組み合わせて設計できるものであれば、基本的にはどんなアンケートにも対応可能です。たとえば食生活や食習慣、顧客満足度(CSAT)、購入意向、購買決定要因、また簡易的ではありますが、一定の条件や静止画を表示して価格感度を探ることもできます。
調査結果はローデータでの納品も可能ですし、流通業界に精通したエキスパートによるID-POS分析、バスケット分析、コンジョイント分析、動線分析などをオプションで組み合わせてレポートすることも可能。調査前の打ち合わせで、効果検証手法も見据えた調査設計をご提案いたします。

すでに実施事例も多数。「進化するサービス」であり続けるために、今後さらなる改良開発にもチャレンジ

Q これまでに実施されたアンケートの事例を教えてください。

吉田 これまでの試験期間中には、店舗販促とアンケートを組み合わせた事例を多く実施してきました。たとえば、店内で定番棚とレジ前など複数箇所で商品を展開するカテゴリについて、購入者・非購入者の認知度や購入実態、動線を総合的に分析して、最適な売り場のレイアウトを提案させていただいた事例。また、あるカテゴリーの商品について、POS分析とアンケートでチャンス分類や価格帯を探った事例や、懸賞キャンペーンの告知とその認知経路調査を組み合わせた事例などがあります。

Q 「ショピモ店頭アンケート」の価格は決まっているのでしょうか?

吉田 従来の店頭調査に比べて、「ショピモ店頭アンケート」はかなりの低コストを実現していますが、実際の価格については設問数や回収サンプル数、分析オプション、納品フォーマットなどによって異なりますので、詳細はこちらの「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。折り返しご連絡・お見積りいたします。
なお、それぞれの課題や施策検討・評価指標などに応じて、オーダーメイドでの調査も承ります。こちらも個別でお見積りさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

Q 今後の改良予定などがあれば教えてください。

吉田 今後は、たとえば来店時間帯や購入履歴、店内位置などに応じてアンケートを表示したり、回答によってアンケートの設問をより細かく分岐したりできるような改良を検討しています。今年の秋ごろには、その改良版を実際にご利用いただけるようになる見込みですので、ぜひご期待ください。

「ショピモ店頭アンケート」について、もっと詳しく知りたい! ここがよくわからないといった点がありましたら、こちらの「お問い合わせフォーム」よりお気軽にお問い合わせください。
弊社の営業担当より折り返しご返答させていただきます。

この記事を書いている人
家坂典子 / 広報担当
印刷会社や大手通販会社でコピーライター・ECショップ運営などを経て、2017年より現職。無類の動物好きで、いまは3匹の猫と暮らしています。

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